
後ろから突然抱きつかれる状況は、相手に上半身の自由を奪われ、大きな恐怖を感じやすい危険な状態です。
腕や体を固定されることで、動きが封じられ、
そのまま 押し倒される・引きずられる・連れ去られる などの
重大な被害につながる可能性もあります。
しかし、こうした状況でも
力の弱い人でも抜け出せる実用的な方法 が存在します。
この記事では
実戦の現場でも効果が高く
初心者でも再現しやすい
「後ろから抱きつかれた時の対処法」をわかりやすく紹介します。
1. まずは姿勢を下げて踏ん張る(最優先)
羽交い締めの最初の目的は、
あなたを浮かせて自由を奪うこと です。
それを防ぐために最初に行う動作はこれ。
● 姿勢を下げる
- ひざを曲げて重心を下げる
- 腰を反らされないように上半身は真っすぐ、もしくは前傾を保つ
● 足を肩幅以上に開く
- 踏ん張り力を強くする
- 転倒を防ぐ
これだけで相手の連れ去りリスクが大きく減ります。
2. 相手の指を狙う(最も弱い部分)
羽交い締めの最大の弱点は、
相手の“指”があなたの体に触れていること です。
● 指を1〜2本だけつかんで外側に回す
- 指は非常に弱く、女性でも崩しやすい
- 手全体をつかむのはNG(力負けする)
👉 護身術では 「指を狙う=最も弱い部位」 という鉄則があります。
3. 体を前に倒して腕を抜く(エスケープ動作)
指を攻撃した後は、腕を前へ抜いて逃げます。
● ポイント
- 上体を前へ倒すようにして腕を外へ滑らせる
- 肩をすぼめてスペースを作る
- 相手の手が緩んだ瞬間に抜ける
これで拘束から解放されます。
4. 肘打ち・かかと踏みつけで距離を作る(必要な場合)
抜けた後は すぐ距離を取る 必要があります。
もし相手が離さない・距離が取れない場合は、安全な “簡易反撃” を行います。
● 有効な反撃部位
- 胸のあたり → 肘打ち
- すね・足の甲 → かかと踏みつけ
- 鼻 → 後頭部を後ろへ当てる
※攻撃は「逃げるためだけ」に使ってください。
※長く戦わず、距離を作ったら即逃走 が原則です。
5. 距離を作ったら走って逃げる
羽交い締めはとても危険な状態です。
拘束を解いたら 即座に逃げることが最優先。
- 相手の正面に戻らない
- 後ろへ下がりながら距離確保
- 障害物のある場所へ逃げ込む(店・建物など)
羽交い締めで絶対にやってはいけないこと(NG行動)
(別記事としても作れますが、簡単にまとめます)
- ❌ 力任せに腕を引っ張る
- ❌ 大声を出さない
- ❌ 相手と話し合おうとする
- ❌ 固まって動かない
- ❌ 指ではなく腕全体を掴もうとする
どれも拘束を悪化させる危険があるのでNGです。
まとめ:羽交い締めは“弱点”を狙えば抜けられる
重要なポイントはたった3つです。
- 重心を下げる(引っ張られない)
- 指を狙う(最弱点)
- 前へ体を倒して抜ける
- 必要なら肘/踵で距離確保 → 即逃走
この流れさえ覚えておけば、
体格差があっても脱出可能です。
この記事の動きを“実際の映像”で確認したい方へ
文章だけでは伝わりにくい
羽交い締めにされた際の体の使い方や、相手の手を振りほどく方向、応用編 を
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- 実際のスピードでの動き
- ミスしやすいポイント
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